新型コロナ感染症により、長期間開催を自粛していた
地域活動が、少しずつ始まっています。
地域の皆さんが再開を心待ちにしている活動の一つに、
「ふれあい給食会」があります。主に一人暮らしの高齢者の
方を対象に、民生委員や婦人会など地域の皆さんが中心となって
開催している食事会の活動です。
神戸市では、感染予防の観点から、特に飲食を伴う地域活動については
慎重な対応を要請しており、「ふれあい給食会」も会食形式での
再開はまだできません。
それでも、「少しでも顔を合わせられる機会をつくりたい」という熱い
気持ちで、いくつかの給食グループさんが
新たに”配食”という形での活動をスタートされました。
活動の際には、いろいろな形で感染症予防の対策をされていますので、
その一部をご紹介します。
【田中給食サービスグループ】
これまでは手作りの食事をみんなで一緒に楽しむという
活動をされていましたが、
高齢者の方に、いつもの会場にお弁当を取りに来てもらう
スタイルでの活動を、7/6から開始されました。
・入館の際には検温、手指消毒をしてもらいます。
・通路は一方通行にして、三密を避ける工夫をされていました。
・お弁当やお茶をビニール手袋をして袋
に入れます。保冷剤も忘れずに!
涼しげな金魚の折り紙のおみやげに、心
遣いが感じられます。
・受け渡しの際は、もちろん双方マスク
着用。お金をさわるため、ここでも再度
手指消毒をお願いされていました。
元の形ではなくても、できることはあ
る。地域のつながりを大事に、続けて
いくことが大切だという皆さんの思い
が伝わる活動再開でした。